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第3次十字軍
リチャード1世と十字軍
ゲームの舞台である1191年は、1189〜92年にかけて行われた第3次十字軍遠征のまっただ中である。第3次十字軍の遠征は、1187年にアイユーブ朝のサラディンがエルサレムを占領したことが発端となった。このときサラディンはエルサレム王国の首脳陣を殺さずに解放した。首都を奪われた首脳陣は、王国政府の首都をアッカに移した。
第3次十字軍の遠征には、イングランド王リチャード1世、フランス王フィリップ2世、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世らが参加した。このうちフリードリヒは遠征中に事故死してしまうが、リチャードとフィリップはアッカの占領に成功する。
サラディンと講話
アッカ占領後、リチャード1世と不仲だったフィリップが早々に帰国してしまったため、1192年9月の時点ではリチャードのみが遠征に帯同している。
1191年9月7日、アルスーフにおいてサラディンとリチャードが最初で最後の対決を迎える。
対決はリチャードの勝利に終わるが、イングランド本国における政変の気配を察知して帰国を決意する。
エルサレムの奪還を断念し、1192年にサラディンと講和条約を結んだ。
第3次十字軍の大まかな流れ
1.サラディンがエルサレムを占領する
2.第3次十字軍の遠征
3.遠征中にフリードリヒ1世が没す
4.リチャード1世らがアッカを占領する
5.フィリップ2世がフランスへ帰国
6.アルスーフの戦い
7.第3次十字軍とサラディンが講話する
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