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アサシンクリードの勢力

各勢力の相関関係

アサシンクリードには5つの勢力が登場し、エルサレムやそこに隠された秘宝を巡って対立関係や共闘関係を作っている。まずエルサレムの占有権を巡り、イスラム勢と十字軍という大きな勢力同士の抗争がある。そのなかでテンプル騎士団やアサシン教団といった小勢力が、別の目的で活動している。

聖地を巡る5つの勢力

第3次十字軍

エルサレム奪還を目的とした多国籍軍である。
リチャード1世(英)、フリードリヒ1世(独)、フィリップ2世(仏)を中心とした軍である。
ゲームではリチャード1世のみが現地に帯同中である。
テンプル騎士団とは共闘関係で、イスラム勢とは対立している。

エルサレム王国

第1次十字軍がエルサレムを奪還した際に、十字軍の指導者のひとり、ゴドフロア・ド・ブイヨンが建てた王国である。
建国当初はエルサレムが首都であったが、ゲーム開始時点ではエルサレムがイスラム勢の占領下にあるため、
王国政府はアッカに遷都している。

テンプル騎士団

聖地巡礼に向かうキリスト教徒を護衛するために結成された騎士団である。
軍事・商業・司祭といった各部門で編成されており、十字軍へは軍事面や財政面で関与していた。
ゲームではエルサレムのソロモン神殿に隠された秘宝を狙っている。

イスラム勢

エジプト王サラディンが率いるイスラム教の軍隊である。
エジプトから大シリアにかけて勢力の拡大を図っている。
エルサレムをはじめとする各都市を攻略しつづけ、第3次十字軍と対立した。
ゲームではダマスカスに拠点をおいている。

アサシン教団

イスラム教・シーア派の分派にあったとされる伝説上の組織である。
ゲームではイスラム教、キリスト教のどちらにも属さず、平和を乱す者と見なせば、
その背景にかかわらず排除する「仕置人」のような組織として描かれている。

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