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ダマスカス Damascus

世界でもっとも古い都市といわれ、約4000年もの歴史がある。
旧約・新約聖書に登場する聖人たちにゆかりのある地で、ユダヤ教やキリスト教との関連も深い。
やがて7世紀になるとイスラム帝国の支配下に入り、その中心地として大いに繁栄した。
ちなみに、12世紀頃はサラディンの援助によって建てられた大学や病院が多数あったという。

ウマイヤド・モスク

現存する最古のイスラム教寺院。ウマイヤ朝時代に聖ヨハネ教会を改築して作られた。

オアシス

このオアシス周辺に築かれた集落がダマスカスの起源とされる。また、エデンの園のモデルとなった。

シタデル(城塞)

十字軍の攻撃に備えてイスラム勢が築いた城塞。ゲーム中では大学になっている。

スーク(市場)

12世紀頃からすでにアーケードで覆われた市場があったという。食料やタバコなどが売られていた。

エルサレム Jerusalem

ゲームの舞台となっているのは、現在のエルサレム市東部にある旧市街と呼ばれる区域。四方を1キロメートルほどの城壁で囲まれた中に約200以上の歴史的建造物があり、街全体が名所となっている。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教のそれぞれにゆかりが深く、これら宗教の聖地として多くの巡礼者が訪れる。

ゴルゴタの丘

イエス・キリストが磔にされたといわれる地。現在はここに聖墳墓教会が建てられている

岩のドーム

イスラム教の第3の聖地。開祖マホメットが臨死体験し、ここでアッラーの神と遭遇した。

聖アンナ教会

聖母マリアの母アンナを奉った教会。敷地の地下にはマリアの生家が残されている。

大シナゴーグ

シナゴーグとはユダヤ教徒の集会所のこと。大シナゴーグはユダヤ教の総本山にあたる。

アッカ Acre

ナポレオンのエジプト遠征の舞台になったことで知られる港町。幾度も戦火に巻き込まれた経緯があり、21世紀現在では十字軍時代の史跡の多くが地下深くに眠っているという。発掘されたもののなかに十字軍の要塞(ゲーム中ではリチャード王の城)があり、当時の建築技術を知る貴重な手がかりとなっている。

アッカ港

約3000年前からこの港を中心にフェニキア人が住んでいた。地中海から新鮮な魚介類が獲れる。

十字軍の要塞

イスラムの建築様式を取り入れた要塞。後のヨーロッパの築城技術に影響を与えた。

聖十字教会

フランスに本部を持つ教会。イエス・キリストが磔にされた聖なる十字架を崇拝している。

聖母マリア病院修道会

チュートン騎士団の本部となった施設で、1190年に野戦病院として創設されたのが起源。

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